トイレそうじの基本
汚れの種類
トイレの主な汚れは、1.尿石、2.尿はね、3.水あか、4.ヌメリ・カビ、5.ホコリです。それぞれの汚れの特徴を理解して、部位別に適した方法でお掃除しましょう。
尿石について
汚れについて
尿石は、リン酸カルシウムと、たんぱく質等でできた複合汚れで、特に男性が小用をするときに、はね返って飛び散る尿が原因です。便器のふち裏など尿が飛び散る場所につき、固着するとなかなか落としきれません。また、尿石ができる過程でアンモニアが発生するので悪臭の発生源にもなります。
便器のふち裏の汚れの正体は、尿石汚れ。ほおっておくと、ニオイの原因になることも。
ふち裏に飛び散った尿を菌が分解することで汚れが増えていきます。
対策と洗剤
無機汚れに効く「酸」と、有機汚れに効く「カチオン界面活性剤」を組み合わせたトイレ用洗剤を使うと、効果的に落とすことができます。この時、ふち裏の奥までしっかり洗剤がつくようにすることがポイントです。がんこな尿石汚れは、洗剤をかけてからトイレットペーパーを貼り、5分ほどおいてからこする落ちやすくなります。
こんな行動が「尿石汚れ」をつきやすくする
尿石のつきやすさは、男性の小用スタイルと関係があります。一般的に、立つスタイルでは、尿を狙う位置によって、便器の奥へとびやすくなったり、手前へ飛びやすくなったりします。

尿はねについて
汚れについて
尿はねは便器のふち裏の尿石の原因になるだけではなく、立つスタイルの男性がいる場合には、便器の外へも飛び散っています。尿はねを栄養にして、細菌が増殖し、悪臭であるアンモニアを発生させます。また、尿は乾燥するだけでも、菌と関係なく、悪臭を発生させます。トイレがなんとなく臭う主な原因はこの尿はねです。
肉眼では見えないほど小さな尿はねは、1日に約2000滴飛び散っています。床だけではなく壁にも…
対策と洗剤
トイレを使う度に飛び散る尿はねは、清潔キープ剤で除菌をします。原因を元から除去して、悪臭の発生を予防します。それでも、飛び散った尿が蓄積するとシミの原因にもなりますので、1週間に1回はトイレ用洗剤を薄めたものやトイレ用中性洗剤で床の隅や壁まで拭き掃除をします。