食器洗いの基本

汚れの性質を知って、汚れをスムーズに落としましょう。汚れが少ないものを先に洗い、油汚れがついた食器を後に洗います。

汚れの種類と注意点

汚れの種類

油汚れ
水と混ざりにくく、特に動物性油脂は、室温で固体になりやすい性質があります。
でんぷん汚れ
ごはん粒などが乾燥して固まった汚れです。油と混ざると糊の役目をし、油汚れをさらに頑固にする性質があります。
卵や牛乳などのタンパク質汚れ
熱を加えると、食器や調理器具にこびりつきやすくなる性質です。
カレーやミートソースなどの色素汚れ
油と食品の色素が混ざっているため、スポンジにも色が残りやすい汚れです。
グリルや調理器具のこげつき
炭化してこびりついているため、非常に落としにくい汚れです。

上手な洗い方

最初の仕分けが肝心
汚れの程度を見て仕分けをし、「油汚れの少ないもの」から「油汚れの多いもの」の順に洗っていきましょう。
汚れを広げない
油汚れが広がらないように、とれる汚れはあらかじめキッチンペーパーやゴムベラなどでぬぐっておきます。
汚れを乾燥させない
食後すぐに洗わない場合は、ぬるま湯で汚れをふやかすつけおきが効果的です。軽い力で汚れを落とすことができます。
あらかじめ食器の汚れをぬぐっておく図

あらかじめ汚れをぬぐっておくと排水を汚さず、洗うのも楽です

  • 水につけておくと傷みやすい食器は、長時間水につけておかず、使ったらすぐに洗うようにしましょう。
  • 食器洗いの際、手の荒れやすい方は掃除用手袋をしましょう。

洗剤が働くメカニズム

界面活性剤は、汚れを包み込んで落とす働きをします。

界面活性剤のしくみ

水と油になじむ性質が汚れを落とす

汚れを落とすプロセス

汚れ

界面活性剤が、汚れと食器の間に入り込み、汚れを取り囲む。

浸透作用

浸透作用
汚れを食器から離し、水中に取り出す。

乳化・分散作用

乳化・分散作用
水中に出された汚れは、界面活性剤に取り囲まれて乳化し、分散される。

再付着防止作用

再付着防止作用
取り囲まれた汚れは再び食器に付着することなく、水ですすぐと汚れは界面活性剤とともに洗い流される。