漂白する前に

漂白する時の注意点

まずは材質を確認しましょう

材質によって変色したり、傷めてしまうものがあります。必ず使える材質を確認してから漂白しましょう。塩素系の漂白剤が使えるものと使えないものは次のとおりです。

漂白できるものとできないもの

○:基本的に使用可能 / △:一部使用不可 / ×:基本的に使用不可

材質・種類台所用漂白剤
塩素系漂白剤粉末酸素系漂白剤
食器・調理器具陶磁器(※1,2)-
プラスチックメラミン×
メラミン以外
スポンジ-△(※3)
金属ステンレス(※4)△(※5)
鉄、銅、アルマイトなど××
ガラス(※1)
木・竹
漆器××
獣毛の刷毛×
ふきん麻・綿白物
色・柄物×
化繊白物△(※6)
色・柄物×
  • ※1: 金彩のあるものは不可
  • ※2: ひびのあるもの不可
  • ※3: 一部変色する場合がある
  • ※4: 深いキズやサビのないもの
  • ※5: ステンレスのつけおきは不可
  • ※6: ナイロン、アセテートは不可

参考:(財)日本中毒情報センター監修、「誤飲・誤用の応急処置」、日本石鹸洗剤工業会(1993)/ 日本石鹸洗剤工業会、「石けん・洗剤Q&A」(1996)

特にこんなものに便利です

くもってしまったガラス器

水に含まれるカルシウムや牛乳などに含まれるたんぱく質などが蓄積されるとくもっていきます。くもってしまったら、漂白剤で汚れを分解しましょう。

臭いが染みついたプラスチック製のお弁当箱

プラスチックのお弁当箱は、洗っても臭いが残りがち。除菌も兼ねて漂白剤で臭いを分解しましょう。

茶しぶがついた急須や湯のみ、ティーカップ

お茶に含まれるタンニンが付着して茶しぶがになります。漂白剤で色素を分解しましょう。

赤ちゃんのほ乳ビンや食器類

たんぱく質によるガラス部分のくもりの除去のほか、デリケートな赤ちゃんのためにまめに除菌しましょう。

漂白のメカニズム

洗剤は汚れを洗浄しますが、漂白剤は汚れを分解し、食器が持つ本来の色を取り戻します。洗うだけでは落とせない、食器の奥まで入り込んだ食品や油のしみに効果的です。漂白の仕組みは下の図のとおり。

漂白のメカニズム

漂白成分が「しみ」の色素を分解し、別の物質に変えて消失させる。分解された物質は、除去されやすくなる。漂白成分がカロチンの2重結合部(例えば矢印の部分)に作用して分解する。