下ごしらえ

電子レンジを上手に使えば、時間のないときでもスピーディに下ごしらえができます。また、上手に食材の下ごしらえをしておけば、料理の手間や時間も省くことができます。

野菜は軽く水洗いし、水分の残った状態で加熱します。豆腐の水きりや油揚げの油抜きにはペーパータオルを活用します。少量の乾物をもどす場合は電子レンジを使うと早くて便利です。

下ごしらえの仕方あれこれ

ここでは野菜をゆでる、豆腐や油揚げの下ごしらえ、乾物をもどすなどについて紹介します。電子レンジを使うと、野菜は鍋でゆでるよりもビタミンを多く残すことができる、乾物は短時間でもどせる、などのメリットがあります。

野菜をゆでる

野菜は水洗いしたら軽く水気を切るだけで、ぬれたままの状態にします。野菜の量や大きさによって、直接ラップで包む、耐熱皿に並べてラップをかける、または電子レンジ専用加熱バッグなどに入れて加熱します。

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色止め:食材の変色を防ぐ

電子レンジの急速加熱でビタミンがそのままに

野菜に多く含まれているビタミンBやCは水に溶けやすい性質があり、鍋で野菜をゆでると溶けて減少してしまいます。これに比べて、電子レンジを使うと短時間で急速に加熱ができ、水をあまり使わないことから、ビタミンなどの栄養素を損ないにくくなります。例えば、ビタミンCが多いブロッコリーの場合、鍋でゆでた時よりも1.5倍の量のビタミンCが残っています。

豆腐や油揚げの下ごしらえ

豆腐の水きり

豆腐を厚手のペーパータオル2枚で包み、耐熱皿にのせてラップをかけずに加熱します。
加熱時間の目安
1丁(350g)で4分(レンジ強500W)、または3分20秒(レンジ強600W)
豆腐をペーパータオルで包み、耐熱皿にのせている図

油揚げの油抜き

油揚げを水でぬらした厚手のペーパータオルで包み、耐熱皿にのせてラップをかけずに加熱します(厚揚げの油抜きも同様の方法です)。

加熱時間の目安
1枚(30g)で30秒(レンジ強500W)、または20秒(レンジ強600W)

乾物をもどす

干しシイタケ

  • 耐熱ボウルに干しシイタケ(4枚)と水(1カップ)を入れて、シイタケ全体をぬらします(石づきを下にすると早く戻ります)。
  • 隙間をあけてラップをかけて加熱し、そのまま5分おいてやわらかくします。
加熱時間の目安
干しシイタケ4枚に水1カップで約3分40秒(レンジ強500W)、または3分弱(レンジ強600W)

乾燥ヒジキ

  • 耐熱ボウルに、乾燥ヒジキ(10g)と水(1カップ)を入れてざっと混ぜます。
  • 隙間をあけてラップをかけて加熱し、そのまま5分おきます。ザルにあけて水洗いした後、水気をきちんと切ります。
    (切り干し大根のもどし方も同様です。切り干し大根10gにつき水1カップ)
加熱時間の目安
乾燥ヒジキ10gに水1カップで3分40秒(レンジ強500W)、または3分(レンジ強600W)

しっけてしまった焼き海苔をパリパリに

耐熱皿に焼き海苔1枚をのせ、そのまま加熱します。加熱直後は少しやわらかいですが、しばらくおくとパリパリとした食感になります。

加熱時間の目安
1枚で、12〜24秒(レンジ強500W)、または10〜20秒(レンジ強600W)

こんなこともできます!便利な下ごしらえ

果汁をしぼりやすく

レモンやオレンジを皮がついたまま加熱するとやわらかくなり、果汁が絞りやすくなります。

加熱時間の目安
1個で30〜40秒(レンジ強500W)、または25〜30秒(レンジ強600W)

コンニャクのアク抜き

コンニャクはさっと水洗いしてスプーンでひと口大にちぎります。厚手のペーパータオルに包んで加熱します。こうすることでコンニャクから出る臭みのある水気を吸い取ります。

加熱時間の目安
1枚(250g)で3分(レンジ強500W)、または2分30秒(レンジ強600W)

しらたき、糸コンニャクのアク抜き

しらたき(または糸コンニャク)はザルにあけ、さっと水洗いしてから軽く水を切り、耐熱ボウルに入れて隙間をあけてラップをかけ、加熱します。出てきた余分な水気を切ります。

加熱時間の目安
100gで2分30秒(レンジ強500W)、または2分(レンジ強600W)