冷凍した食品の解凍

電子レンジでの解凍は時間のないときに便利。一度解凍したものは傷みやすくなりますので、使いきるくらいの量に分けて冷凍&解凍するのがベストです。電子レンジを利用して、上手に解凍しましょう。

肉や魚介類など生ものの解凍は、自分の目でも確かめながら半解凍で電子レンジを止め、その後は自然解凍します。解凍を上手にするために、冷凍するときに小分けにしておくことをおすすめします。

解凍の仕方あれこれ

生ものや調理済みのものなど、食品によって解凍の仕方はそれぞれ違いますが、ポイントは加熱時間。うっかり加熱しすぎないように、2回にわけて加熱するなど様子をみながら加熱時間を調整します。

かたまりの肉やベーコン

ペーパータオルにのせ、そのまま、包丁が入るくらいの半解凍にします(加熱の途中で、上下を返す)。

加熱時間の目安
100gで2分(レンジ弱200W)、または解凍機能を使用
かたまり肉をペーパータオルにのせてレンジへ入れている図

薄切りの肉やハム

ペーパータオルにのせて、そのまま半解凍にします。

加熱時間の目安
100gで1分(レンジ弱200W)、または解凍機能を使用
薄切り肉を 数枚ずらして重ねてペーパータオルにのせてレンジへ入れている図

ラップやオーブンシートをフル活用

上手な解凍のためには、冷凍するときにひと工夫を。ラップやオーブンシートなどを使い、小分けにしたり、薄く広げて解凍しやすくしたりします。また、食材の間にオーブンシートをはさめば、解凍のときに必要な分だけ1枚ずつはがせます。

肉をオーブンシートで間仕切りした図

魚介類

刺し身(さく)

ペーパータオルで刺し身を包んで加熱し、半解凍にします。わずかに凍っている状態で切ります。

加熱時間の目安
100gで1分(レンジ弱200W)、または解凍機能を使用
薄切り肉を 数枚ずらして重ねてペーパータオルにのせてレンジへ入れている図

まるごとの魚

ペーパータオルにのせ、そのまま、包丁が入るくらいの半解凍にします(加熱の途中で、上下を返す)。

加熱時間の目安
100gで2分(レンジ弱200W)、または解凍機能を使用

干もの

水にくぐらせて、オーブンシートの上に皮を下にして加熱します。

加熱時間の目安
アジの干もの1枚(160g)で約5分(レンジ強500W)、または約4分(レンジ強600W)

エビ

ペーパータオルの上に重ならないように並べて、そのまま加熱し半解凍にします。

加熱時間の目安
100gで1分(レンジ弱200W)、または解凍機能を使用

タラコ

ラップなどに包んで冷凍した場合、そのまま加熱し半解凍にします。

加熱時間の目安
100gで1分(レンジ弱200W)、または解凍機能を使用

解凍のムラをなくす

電子レンジの電波(マイクロ波)の吸収は、氷では小さく、水では大きいという特徴を持っています。そのため解けてきた水はどんどん加熱され、ムラが出てきてしまいます。そこで解凍する際、ペーパータオルなどを使うことで、出てきた水分を吸収してムラをなくすことができます。

野菜

野菜の冷凍は基本的にはゆでるなどの下ごしらえをしてから冷凍するものがほとんどです。解凍の仕方は野菜の種類や下ごしらえの仕方によって、電子レンジで半解凍する、凍ったまま調理するなどさまざまです。

ご飯

冷凍ご飯

ラップをしたままの状態で、加熱します。

加熱時間の目安
1膳分(約150g)で2分〜2分30秒(レンジ強500W)、または1分30秒〜2分(レンジ強600W)

小分けにして、ラップで薄く平らに包んで冷凍

ご飯を冷凍する際に、1膳ずつ小分けにしてラップで薄く平らに包んで冷凍すると、あたためるときに熱が通りやすく便利です。

ご飯を小分けでラップしている図