漂白剤

漂白剤は、化学反応によって「シミや汚れを分解」することで、汚れを落ちやすくするもので、主なものに塩素系と酸素系があります。

塩素系の方が漂白力は高いのですが、白物にしか使用できませんので、普段のお洗濯には色・柄物にも使用できる酸素系の方が適しています。

漂白のメカニズム

漂白剤は、食べこぼしなどのシミに含まれる色素や、時間がたって変質したり、繊維の奥まで入り込んで落ちにくくなった皮脂などの汚れを分解して、落ちやすくします。

効果のメカニズム

漂白成分が「シミ」の色素を分解し、落ちやすい物質にかえる。

まずは汚れを選別しましょう

汚れには、落ちやすいものから落ちにくいものまでさまざまあり、洗剤だけで落とせるもの、漂白剤を使用しないと落ちないもの、漂白剤でも落ちないものがあります。汚れに合わせて、洗剤と漂白剤を効果的に使い分けましょう。

漂白剤の機能・効果

漂白剤の種類と特徴

酸素系の漂白剤には、液体と粉末の2種類があります。

液体(弱酸性)特長・シミなどの汚れに直接塗ることで、短時間で高い効果が得られる。
・弱酸性なので、水洗いできる毛や絹にも使うことができる。
使い方・衣料用の洗剤と一緒に使用する。
・部分的な汚れには、直接塗って使うと効果的(ただし、塗布後、長時間放置しないようにする)。
使えないもの金属製のボタンやファスナーなどがついたもの。
粉末(弱アルカリ性)特長・弱アルカリ性であり、単独でも高い効果が得られる。
使い方・水または40度以下のお湯に剤をよく溶かし、30分〜2時間つけ置くと効果的。
・普段のお洗濯では、衣料用の洗剤と一緒に使用する。
使えないもの・毛や絹
・金属製のボタンやファスナーなどがついたもの。

漂白剤の使い方

衣料全体の汚れを漂白・予防(全体漂白)

黄ばみや黒ずみなど、衣料全体の汚れを漂白し、白物をより白く、色・柄物をよりくっきり鮮やかにしたい場合には、全体漂白を行います。黄ばみ・黒ずみの防止には、毎回のお洗濯で行うと効果的です。

  • 手順
  • 使用量の目安に従って衣料用洗剤と酸素系漂白剤をよく溶かします。
  • 衣料を入れて通常の方法で洗濯します。

部分的な汚れを漂白(塗布漂白)

食べこぼしのシミ、えり・そで口の汚れ、汗じみなど部分的な汚れを落としたい場合には、汚れに液体の漂白剤を直接塗ってから洗濯すると効果的です。

  • 手順
  • 液体酸素系漂白剤をシミなどの汚れに直接塗ります。(汚れに充分シミこむ程度)
  • 放置せず、すぐにほかの洗濯物と一緒に洗剤で洗います。

がんこな汚れを漂白(つけおき漂白)

時間がたってしまったシミや黄ばみ・黒ずみなど、がんこな汚れを落としたい場合には、つけおき漂白が効果的です。

  • 手順
  • 使用量の目安に従って漂白剤と洗剤を溶かした液を作ります。漂白剤は汚れに直接塗るとより効果的です(※粉末酸素系の場合は、洗剤は入れなくても大丈夫です)。
  • 衣料を入れて、30分〜2時間程つけ置きします。その際、布が浮き上がらないように注意しましょう。
  • 水で充分にすすぐか、漂白液ごと洗濯機に入れ、洗剤を加えてほかの洗濯物と一緒に洗濯します。